November 12, 2009

縦隔腫瘍とは!

「縦隔腫瘍」という病名を聞いたとき,「腫瘍」が付くのでガンなのかなと思いました。後に執刀医となるお医者さんは,私の妻や家族に「見たことがない。」と話したそうです。CTで見る限り,食道が異常に細くなっていました。内視鏡では食道内はキレイでした。しかし,途中で細くなっていました。だ液も通らないくらい・・・。どうやら食道の外側に腫瘍ができていてそれが食道を圧迫していたらしいのです。それが本当かどうかは,胸を開けてみないと分からない状態でした。
私の家族は「見たことがない。」というお医者さんの言葉に,急に不安になったようです。もっと,大きな病院に行った方が良いのではないかと。
私の妻や職場の上司は,縦隔腫瘍について色々と調べてくれました。どのような病気なのか,手術方法は等・・・。とても助かりました。
縦隔とは,肺と横隔膜で囲まれた部分全体をいいます。救急車で運ばれた日のCTでは,その辺に何かあるということで「縦隔腫瘍」と診断したそうです。そして,食道が変だということで消化器外科に引き取られました。
私も不安でした。自分がどうなるのかと。家族は不安で,私も自分の病状がよく分からない状態だったので,お医者さんから説明を受けるまでは転院しようかとも考えました。
私の病状が落ち着いてから,CT写真を見せられて納得しました。確かに,自分の食道は何らかの物体(腫瘍)によって異常に細くなっています。手術しなければならない!
手術は,炎症を起こしている腫瘍が落ち着くのを待って行われることになりました。入院してから10日後です。
私は入院時から一切食事を取ることはできませんでした・・・。


22:05:09 | sak | comments(0) | TrackBacks